　楽器の音程（音の高さ）を測るための器械 (チューナー)用のマイクがすぐ断線したり壊れてしまうので純正品（これがばか高い）を使わずに何とか作れないものかと試行錯誤した結果上記のものが出来上がりました

1　ウォークマンのようなミュージックプレイヤー用のステレオヘッドフォン。コードがやけに長い物がありますので3M以上は長すぎると思います。

2　チューナー本体に差し込むプラグアダプターこれは電気屋かな。実は一番の高い部品です。

3　イヤフォンをクリップに固定するタイ

4　楽器や譜面台に固定するクリップ

1 　ステレオであるため2個のイヤフォンがありますが、右側Ｒは必要ありませんのではさみなりニッパーで切り取ります。ただし左側が聞こえなくなって右だけ聞こえるなんてものでしたら、聞こえるほうを残しだめな方を切り取ってください。その時は、2のプラグアダプターはステレオミニジャック→モノラル標準プラグ用です。

2　　チューナー本体には標準プラグが差し込めるジャックが付いています。ヘッドフォン用のステレオミニプラグは細いのでそれを太くするものがアダプターです。写真のものはステレオ用ですがモノラルのものでも結構です。右と左の信号がミックスされてでてきますので片方が壊れたり切り取ってしまっていてもどちらかが作動していればOKになります。

3　　園芸用や電線を留めるタイです。100本以上入っていました。イヤフォンの留めパイプの太さにあわせ3～5mm位が留められるものにして下さい。

4　　これは髪留めです。100円で何個かついてきます。楽器に合わせて大きさを決めてください。

これを作るのにかなりの時間を費やしましたが、吹奏楽愛好家が作って使っていただけるとうれしいです。壊れやすいのはコードとクリップです。落として割れたりしたら取換えが利くのでそこだけ交換してください。いくつか試作品で作りましたが案外感度も良く重宝しています。チューナーは買ってもマイクはちょっとという人にはパパの日曜大工で作ってもらってはいかがですか。練習中はずっとつけっぱなしでOKです。